こんにちは。今日は外反母趾は痛みがなければ放置?という問題を考えたいと思います。そもそも外反母趾って何?というお話から軽く始めたいと思います。
みなさん外反母趾ってわかりますか?親指が内側に曲がってしまうもの。それに伴い骨が外に出て多くの人は痛みを感じます。※個人差があり、変形しても痛くない人もいます。
女性に多いイメージですが、男性も少なくありません。
外反母趾は、脱臼です。
え?痛みがないからこのまま放置。。。は、、、?他の骨が脱臼したら、そのまま放置にしますか?・・・しないですよね!?
でも、残念ながら外反母趾は「痛みがない」と放置する人が多いです。悲しいくらいに。
小中学生の外反母趾もあります。早いと幼児でも。でも、年齢が小さければ小さいほど矯正できる可能性が高いです。取り組み方次第では。
もちろん、本人や保護者の方のご協力が必要です。
幸い、子供の方が痛みを感じることが多いので、取り組みやすいです。大人でも子供でも痛みがあると、何とかせねばと動く人が多いですよね。
結論ですが、外反母趾の放置はよくないです。早急にできることは、これ以上ひどくしないこと。また、ひどい場合もあきらめないことです。
痛みがなければ放置・・・これは悲しいですが、足に対する知識が乏しい現実を映しています。
足を専門とする医師がいない日本で、クツは明治以降の輸入で、元々が下駄草履の日本では、クツや足に対する知識・意識は後進国です。
欧米と比べて軽~く100年(1世紀)~150年遅れています。
大事なのでもう一度言います。外反母趾は脱臼です。
今、放置している人。気にしない人。は致し方ないですが、これからが長い若い世代、子供世代には、足育を通して、きちんと予防していく道が当たり前になってほしいです。
外反母趾を痛みがないから放置・・・は間違いなく教育不足から陥っている問題です。
残念ながら対応できなかった世代の二の舞にならないように、今、私たちにできること。足のことを知る。足育の大切さを伝えていくこと。
日々取り組んでいきたいと思います。
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